アイブ、自動車部品企業セントラルに不良検査のためのディープラーニングソリューションの供給を完了
ディープラーニングのマシンビジョン専門企業AIV(代表取締役 ソン・ミンス)は、自動車部品企業のセントラルにボールジョイントの不良検査向けディープラーニング検査ソリューションの供給を完了したと15日に発表した。AI検査を終えたボールジョイントは、現代自動車グループをはじめ、GM、フォード、ベンツ、ポルシェなどへ全量納入される。
2022.02.15
- プレスリリース · ニュース記事
ディープラーニングマシンビジョン専門企業のアイブ(AIV、代表取締役ソン・ミンス)は、自動車部品企業のセントラルにボールジョイントの不良検査のためのディープラーニング検査ソリューションの供給を完了したと15日に明らかにした。人工知能(AI)検査を終えたボールジョイントは、現代自動車グループをはじめ、GM、フォード、ベンツ、ポルシェなどへ全量納品される。
アイブがセントラルに供給したディープラーニング検査ソリューションは、自動車操舵装置の中核部品であるボールジョイントの不良の有無をディープラーニングを通じて検査する装置で、人工知能検査ソフトウェアと検査ソリューション装置で構成された。
人工知能検査ソフトウェアには、アイブが自社開発した製造業検査用人工知能ニューラルネットワークに、ボールジョイント表面の非定型外観不良画像データを学習させた。また、顧客企業の現場状況に合わせてハードウェアを設計し、光学エンジニアリング技術を組み合わせた無人化検査ソリューション装置を自ら製作・供給した。
アイブのディープラーニング検査ソリューションは、ボールジョイントを構成する金属加工製品およびゴム製品で発生しうる打痕、異物、変形といったすべての不良を、目視検査者よりも高い精度で検出できる。また、機械的に刻印された英文/数字をディープラーニングで認識し、英文/数字の微細な重なり現象も検出できる。このほかにも、6軸多関節ロボットと回転体検査方式を活用し、3D形状の製品全面を検査できるよう設計された。
アイブのディープラーニング検査ソリューションは、ボールジョイントの不良検出を100%達成し、過検出率(良品を不良と判定する比率)も0.5%以下を達成することで、従来の目視検査に比べて精密かつ正確な不良検出が可能になった。また、生産効率の増大だけでなく、工程の効率化を改善し、品質向上およびコスト削減などの効果を収めたという評価を受けた。
アイブは、こうした成功的な量産適用の経験を基盤に、現場最適化と精密検出を求める素材部品業の顧客を中心に検査ソリューション事業を拡大する計画だ。市場需要が高まっている人工知能検査ソフトウェア提供サービスも、大企業および装置専門企業を中心に拡大することを目標としている。また、複雑な形状の製品外観寸法検証のための物理的検査具を代替できる汎用的な3D計測装置の開発も進めている。
カン・サンウ・セントラル統括代表は「金属加工とゴム押出など多様なサブパートで構成されたボールジョイントの打痕、異物、変形などの不良検査過程に、アイブのディープラーニング検査ソリューションを導入し、検査精度を画期的に改善した」とし、「全社レベルでの検査精度向上と原価競争力確保のため、セントラルグループ傘下の系列会社で多数のディープラーニング検査ソリューションの導入を進めている」と述べた。
ソン・ミンス・アイブ代表は「アイブのディープラーニング検査ソリューションは、顧客企業のスマートファクトリー現場の状況に応じて、ソフトウェアとハードウェア装置をカスタマイズして供給できる強みがある」とし、「自動車部品、ディスプレイ装置をはじめ、国内製造業全般のスマートファクトリー市場へと拡大し、海外市場にも進出してグローバルなディープラーニングマシンビジョン企業へと飛躍する」と明らかにした。


